東京キャンパス 国立オリンピック記念青少年総合センターにて宿泊型授業(担当:関智子教授)を行いました

5月21日(土)~22日(日)の2日をかけて、国立オリンピック記念青少年総合センターにて宿泊授業を行いました。参加者は総合経営学部、社会学部、ソフトウェア情報学部のうち、技能コア特講Ⅰを履修する学生です。本年度より「自然体験活動推進協議会(CONE)」に青森山田学園として青森大学も登録されており、「NEALリーダー」という自然体験活動の初級資格を取得できるように設定されています。

NEAL(全国体験活動指導者認定委員会 自然体験活動部会)

オリンピック記念青少年総合センターは渋谷区に所在する研修施設で、宿泊施設も備えています。都市にありながらたくさんの立派な樹々に囲まれたセンターで、2日間にわたり、授業は快適に和やかに進行していきました。

センターは「都会の森」のよう
まずはとなりの人と他己紹介
特別展示ウクライナ写真展を見学
明治神宮を訪ねる 解説を聞いて学ぶ

また今回は、外部講師として青少年教育振興機構職員の樋口拓氏と畔柳達弥氏のご協力をいただきました。コロナ対応で閉ざされていた学生間のコミュニケーションは一気に花開いたようで、今後のキャンパス生活の活性化も期待できます。

自然体験の技術「薪づくり&焚火」 初めて体験した学生も多かった?

自然体験活動の技術では「草木染」「つりしのぶ・苔玉づくり」をテーマに、日本の自然と文化について学びを深めました。

今回、草木染に使用した素材は福岡県の「桜」です。樋口先生の解説によると、東京の桜と若干色合いが異なるとのことでした。土地によって同種の桜でも多様性があることに納得。

夏の風物詩「つりしのぶ」は江戸川区との関係が深く、現在は専業で手掛けている人は江戸川区にしかいらっしゃいません。そのようなお話を聞きながら、学生はセンター内の苔を採取し苔玉づくりを行いました。

自然を生かした文化体験の様子。日本の自然や風土を「手」を使って学ぶ

参加学生は、行動するリーダーの最初のステップを学びはじめています。これらの活動の輪が、大学内外に広がるといいですね!