青森大学
東京キャンパスの教育について

青森大学東京キャンパスは、そのミッションに従い、年々カリキュラムを改変していきます。
ユニークで実践的な教育プログラムにより、挑戦する気持ちと実学的精神を醸成します。

東京ー青森を行き来する新しい学びの形

青森大学は2019年度から、中小企業の後継者とスタートアップ経営者の育成をメインテーマとし、東京キャンパスを新設しました。
全国的に珍しい中小企業の後継者と起業を目指す教育にフォーカスし、時代の要請を迅速かつ的確にとらえるビジネスマンの資質を醸成します。
個々の希望により、日本人学生は1,2年生の間の最長2年間、留学生・社会人学生は4年間の在籍が可能です。
4年間の学びをより豊かなものにするために、異なる風土と文化を持つ東京と青森を行き来しながら学んでみてはいかがでしょうか。

遠隔授業の活用

青森大学は、青森キャンパスと東京キャンパス、むつキャンパスを結ぶ遠隔授業(ITを使った同時配信授業)を一部導入しています。これらの授業を活用することによって、学生は各在籍キャンパスから離れていても単位の取得、卒業ができるようになりました。文部科学省の規定により、卒業に必要な124単位中、最大60単位までは、遠隔授業によって取得することができます。

一般学生(日本人)の利用について

文部科学省の規定により、東京23 区内に所在する地方大学のキャンパスは、「一般学生(日本人)は2年間の在籍までとする」ことが定められています。東京キャンパスの利用を希望する一般学生は、この規定に則り、1・2年生の間の在籍が可能です。
たとえば東京2年、青森2 年で卒業を目指す方は、前半は東京で教養科目中心に学習し、後半は青森で専門科目を修めていく、といったイメージを持てるでしょう。
一方、2021 年度からカリキュラムが大幅に変わり、3、4年生は各学年で3 か月の長期インターンシップ(各12 単位)が履修できるようになりましたので、3、4年の前期かもしくは、後期、東京をはじめ日本各地で、また世界中どこでもインターンシップの受講が可能です。
東京での基礎勉強に加え、青森で専門科目を修得し、その実績のもとに全国各地へ、また世界に挑戦の旅に出ることができます。
就職活動等で一時的に東京や、関東地域に出向いた場合でも東京キャンパスを自由に利用できます。事務員や教員に相談したり、自習や面接の用意、書類の整理など多様な形で利用できます。

青森大学での3,4年生の勉強の仕方について (一例)

東京で1、2年 60-70 単位程度 東京で多くの単位を取っておくと3~4年次、青森でいろいろな可能性が広がります。
青森で3、4年は3ヶ月のインターン+長期休暇=約半年の活動(12 単位x2)
3 年で24-30 単位程度取得
4 年で 6-10 単位取得 60+24+30+10=124 単位で卒業