国際交流
INTERNATIONAL EXCHANGE
急速に進む世界的規模のグローバル化に伴い、青森大学では海外の国際交流機関・教育機関との連携を強力に推進しています。
アジア諸国はもちろん、世界へ羽ばたくための交換留学や教員の相互派遣による共同研究など、多岐にわたる国際交流基盤を構築していきます
青森大学と中国の大学との連携会議
青森大学は2019年度から、中小企業の後継者とスタートアップ経営者の育成をメインテーマとし、東京キャンパスを新設しました。
全国的に珍しい中小企業の後継者と起業を目指す教育にフォーカスし、時代の要請を迅速かつ的確にとらえるビジネスマンの資質を醸成します。
個々の希望により、日本人学生は1,2年生の間の最長2年間、留学生・社会人学生は4年間の在籍が可能です。
4年間の学びをより豊かなものにするために、異なる風土と文化を持つ東京と青森を行き来しながら学んでみてはいかがでしょうか。青森大学は2019年12月に中国5大学を訪問し、山東財経大学と斉魯工業大学にて提携に関する基本合意を交わし締結した。
山東師範大学、山東建築大学、北京信息科学技術大学とも友好な話し合いを行い、今後の協力を約束した。
訪問した大学は、北京信息大学(学生数12,000人)を除き、いずれも3万人以上の学生を擁している大規模大学でありお互いの特色ある分野に絞り、より強力な提携関係を構築していくことで一致した。
山東財経大学訪問
趙忠秀学長、王剣波・国際交流合作処処長らと会談。
教員や学生の交流について話合い、基本的な方向性について意見が一致した。中でも山東財経大学が進めている中日韓研究院の設立に青森大学が積極的に協力することで合意した。商学部、IT関連学部、教育などの分野で連携し、さらに国際交流として中日韓研究院を通じて社会貢献、教育、学術の各方面での交流を進めることが話合われた。
斉魯工業大学訪問
劉永波・副書記、楊合同・国際合作処処長らと会談。
青森大学薬学部では癌の制圧薬品の研究で世界第一級の研究を進めていることを説明した。IT、薬学、社会福祉、日本語学科などについて深い議論を行い、学生の交換、教員の交流、特に日本語学科との交流について大筋で合意した。これを受けて両大学による「「合作諒解備忘録」(別紙参照)の調印が行われた。
山東師範大学訪問
李光貞・外国語学院日語系主任らと会談。
山東師範大学による日本語教育について議論を交わし、教員の交流や学生のための交流・留学制度についても積極的に進める方向で同意した。また、3年次編入で双方の学位を取得、学術交流、共同研究など広範囲について協議され、締結に向けて動き出した。
山東建築大学訪問
靳奉祥学長、傳伝国・副学長、陳宝明・国際交流合作処処長、張志剛・科技処処長術らと会談。
両大学間で相互交流ができる範囲について協議を行い、経営管理、IT、社会などの分野で交流することで意見が一致した。さらに、学生の長期、中期の交換、教員の交流、学術研究での協力などについて推進することで合意した。特に、社会福祉の分野で、将来の高齢化社会に備えなくてはならないという点で一致、山東建築大学は、青森大学社会学部社会福祉コースとの交流に強い関心を示した。
ベトナム2大学への表敬訪問が行われました
2019年12月、関東京キャンパス長がベトナムのLac Hong UniversityとHo Chi Minh City University of Technology(HUTECH)を表敬訪問をしました。青森大学との交換留学プログラムの成立に向けて両大学ともに積極的に対応いただけることとなり、有意義な訪問となりました。
ラクホン大学
越日工業大学
Lac Hong University 調印締結
2020年1月、ベトナム・Lac Hong Universityと青森大学は、交換留学などを含む両大学の国際交流プログラムについて調印締結をしました。Lac Hong UniversityのDR.Thanh Lam Nguyen 国際関係部長、DR.NGUYEN HUU NGHI 東洋学部長、M.A.NGUYEN THI NHU THUONG 東洋学部 日本学科長が出席し、本学と協力関係を結ぶことにたいし、心から歓迎し喜んでくださいました。
ベトナムにも心強いパートナーを得た青森大学は、多くの志あるアジアの若者を輩出すべく、これからも精進してまいります。