【受賞情報】社会学部辻特任教授/マニュフェスト大賞「優秀政策提言賞」受賞(詳細報告)

1113日に速報でお伝えした本学社会学部の辻特任教授の「マニュフェスト大賞優秀政策提言賞受賞」について、詳細報告が届きましたので掲載いたします。
速報→本学社会学部の辻特任教授がマニュフェスト大賞優秀政策提言賞を受賞しました – 青森大学東京キャンパス (aomori-u-tokyo.jp)

2020年11月13日、東京キャンパス社会学部の辻特任教授が提案した政策提言「かわいい子には旅させよ!を政策へ ~多地域のこどもによる一斉交換留学~」が、日本最大の政策コンテスト「第15回マニュフェスト大賞」の優秀政策提言賞を受賞しました。

〇マニュフェスト大賞サイト
http://www.local-manifesto.jp/manifestoaward/

辻特任教授は、長野県泰阜村で青少年の自然体験教育を35年実践しているNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターの代表理事でもあり、今回はNPOとしての提案でした。
なお、今回の応募総数2,842件から選ばれた優秀賞は35件です。

NPOグリーンウッドサイト
https://www.greenwood.or.jp/

 今回の提案は小中学生が対象ですが、オールジャパンで青少年を育てるこのような政策にスポットが当たることは、青森と東京で学生が学ぶことができる仕組みをすでに構築している本学にとっても意義のある提案であるように思います。

 ●受賞講評
小さな農山漁村が相互にネットワークを構築し、義務教育期間中の1年間を使って、各地域の子どもを一斉に交換留学させる――。これは、人口1,600人の長野県泰阜村のNPO法人からの提言だ。「交換留学」であるため、地域の子ども数が増えるわけではない。この目的は、子どもたちが多様な価値観の中で、様々な地域における生活を体験して、自らの地域を見つめる目を養うことにあるという。一方、留学に要する費用は、子どもを送り出す自治体が負担することを考えているが、クラウドファンディングなどで資金を確保することも考えている。 既に試験的に交換留学を実施し、他地域に交換留学を呼び掛ける段階にあるという。交換留学を体験した子どもたちに、どのような変化があったのか、成果報告が楽しみである。

 ●関連マスコミ記事
信濃毎日新聞 2020122
泰阜村 児童の交換留学目指す
農山漁村同士でネットワーク構築へ
来春 鹿児島・与論島から受け入れ企画
12月村会に補正予算案提出方針」

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