●東京キャンパス 社会学部3年辻ゼミの学生が、児童養護施設でフィールドワークを実施しました

東京キャンパス 社会学部3年辻ゼミ「社会学専門演習Ⅰ」が、学外演習として千葉県一宮町にある児童養護施設「一宮学園」でフィールドワークを実施しました。

事前学習で、入所児童の現況(被虐待率89%)を聞いて驚いた学生たちは、当日に学園のケア部長:加賀孝幸さんに活発に質問を浴びせていました。

午後はたっぷりと子どもと遊ぶ時間。大人との距離を測りにくいこどもたちとのコミュニケーションは、日本人との距離に悩む留学生にとっては当事者的な感覚だったのかもしれません。驚くほど素敵なコミュニケーションをとった留学生たちを、ちょっとどころかおおいに見直しました。

「虐待を受け続けて、愛情をもらえなかったこどもたちは、自分のために時間を費やしてくれる大人を求めている」とは加賀さん。留学生が、はからずもそんな大人に合致したのかもしれません。

教室にいては発揮されない「さすが3年生」を強く感じました。学生の雰囲気や反応を見ていると、継続的に施設と関わることも検討したいと思います。

このコロナ禍の中、実習をお引き受けいただき、ありがとうございました!